8月21日(木)、近隣地域の小中学生対象に、本学主催公開講座特別企画「夏休み子ども将棋教室」を開催しました。
同公開講座は、QTnet将棋センターの協力のもと、公益社団法人日本将棋連盟 関口武史 指導棋士六段を運営審判長に迎え開催。小学校1年生から中学校3年生まで計86名が参加しました。
参加者は、「ゼロから入門」、「級位者大会」に分かれて対局。「ゼロから入門」では、挟み将棋やまわり将棋などで将棋にふれあい、級位者大会では「1級~5級」「6級~10級」「11級~15級」の3クラスに分かれトーナメントの対局が行われ、初心者から経験者までが将棋を通した交流を楽しみました。当日は、本学将棋愛好会および九州産業大学付属九州産業高校将棋部の計20名が運営スタッフとして加わり、子どもたちを丁寧にサポートしました。
また、前日に宗像市内で対局を終えた藤井聡太七冠が本イベントに立ち寄られ、会場は大きな拍手に包まれました。藤井七冠は会場内をゆっくりと歩きながら、子どもたちの全対局をまんべんなく観戦し「将棋は一度ルールを覚えれば、一生楽しめる競技です。ぜひこの場を楽しんでほしいです」と話しました。
参加した子どもからは「初めて将棋に触ったけれど、とても楽しかった!」「色んな人と対戦できて、また来たいと思った!」といった感想が聞かれました。
本学将棋愛好会サークル長の立尾恭大さん(経済学部経済学科3年/九州産業大学付属九州高校)は「今回サークルとして初めて、対局サポートに携わりました。大人数の参加に驚きましたが、とにかく子どもたちに楽しんでもらうことを意識し、イベントが円滑に進行できるように取り組めたと思います。本日、このような機会をいただいた協力団体や参加してくれた子どもたちに感謝しています」と振り返りました。
本学では、子どもから高齢者に至るまで幅広い年齢層の皆様を対象に、大学の教育・研究等の知的財産を社会に還元するため、年間を通して公開講座を開講しています。どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。
【産学共創・研究推進本部、学生部】