造形短期大学部学生の作品たちが天神を鮮やかに彩っています

 造形短期大学部井上博樹教授と野呂英俊非常勤講師、学生7人の有志が、海洋漂着ゴミで制作した「海ごみサンドアート」とツリーオーナメントが、12月25日(日)まで大丸福岡天神店(福岡市中央区)で開催されている「2022 White Bless Christmas『冬のウミテラシが願うクリスマス』」に彩りを添えています。

 株式会社博多大丸と対馬市、株式会社日比谷花壇、株式会社イングラと連携した「対馬SDGsミライテラシプロジェクト」の一環として実施したもので、対馬市での実地調査を踏まえて、同市の海に漂着した海洋プラスチックごみを使って対馬の美しい空と海を表現した縦1,800mm×横2,700mmのサンドアートと、漂着した発砲スチロールと土に返る繊維質のアセテートを用い、ウミテラシの花を表現したオーナメントを制作しました。

 11月12日(土)に開催された点灯式セレモニーでは、プロジェクトリーダーで同学部造形芸術学科1年の合田夢さん(佐土原高校)が、深刻な海洋プラごみ問題を多くの人に知ってもらいたいと他大学の学生などとともにトークセッションを実施。合田さんは、「実際に見た対馬の海岸は想像をはるかに超えた大量のゴミで埋め尽くされ、その上を歩くような状態でした。今回のアート制作で終わりではなく、回収困難なゴミを根本的に減らすために自分たちにできることを探し実践していきたい」と力強く語りました。

 大丸福岡天神を鮮やかに彩る壮大なサンドアートとクリスマスツリーをぜひご堪能ください!

 ※白い花が海一面を照らすことから呼ばれる、対馬市に群生するモクセイ科の落葉樹。

 

 <「2022 White Bless Christmas『冬のウミテラシが願うクリスマス』」>
  会 期:2022年11月12日(土)~12月25日(日)
  場 所:大丸福岡天神店 エルガーラ・パサージュ広場(福岡市中央区天神1-4-1)
  入場料:無料
  お問い合わせ先:大丸福岡天神店 092-712-8181(代表)

【造形短期大学部】

 

 

九州産業大学のトップページへ