北門に新しいカフェがオープンしました

   

 10月25日(月)、九州産業大学北門の「オープンイノベーションセンター」にカフェ「in.out」(インドットアウト)がオープンしました。

 「in.out」 は商学部を昨年卒業した仲道素生もときさん(爽風館高校)と同学部3年生の犬丸秀斗しゅうとさん(春日高校)が共同代表取締役として立ち上げたベンチャービジネスで、共同経営者で障がい者就労支援事業を展開する㈱カムラック(福岡市博多区)の協力を得て、障がいを持つ人と学生が協同してカフェの運営を行い、インクルーシブな環境の中で、障がい者の社会復帰と多様性社会の新たな可能性について考える機会を提供するカフェです。

 ロゴや内装は、建築都市工学部の学生がテザイン。接触を極力避けるため、店頭には商品を置かず、店中に掛けられたTシャツにメニューを表示し、モバイルオーダーを導入するなどの新型コロナ感染症対策で、密を回避する工夫もされています。

 メニューは11種類のドリンクとパン20種類。フェアトレード認証のコーヒーや無農薬の紅茶、有機野菜を使用したサンドイッチなどをプラスチックフリーの容器で提供し、SDGs(持続可能な開発目標)にも沿った店舗です。

 自身も親類に障がい者を持つ犬丸さんは、「障がい者を持つ人と一緒に働けるのはオペレーションが軌道に乗った2~3カ月後からになりますが、徐々に人数を増やし、さまざまな人が一緒に楽しく働けるカフェにしたい」と意欲を見せます。また、仲道さんは、「将来的には近隣の飲食店と協力して店舗前の広場でマルシェを開催するなど、地域との連携を深め地域と一体となったインクルーシブな環境づくりを目指したい」と抱負を語りました。

 どなたでもご利用いただけます。九産大前駅のカフェで、サイフォンで淹れたコーヒーと焼き立てのパンはいかがですか。

 営業時間:平日8時30分~17時00分

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【商学部・建築都市工学部・オープンイノベーションセンター】

   

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