「Stanford e-KyuSan-U」ゲストスピーカーと対面で交流!

 6月3日(月)、スタンフォード大学SPICEとの連携教育プログラムGLP IIIA/Stanford e-KyuSan-Uゲストスピーカーを務める、Hikari Farms(米国カリフォルニア州)代表ジャネット 永嶺氏が来訪し、同科目の受講学生と交流しました。

 昨年度に引き続き、今年度も同科目のゲストスピーカーとして5月7日(火)の授業で登壇した永嶺氏。交流会は、Hikari Farms創設者の永嶺晟氏に関する紹介から始まり、その後は和やかな雰囲気の中、学生達の日頃の学びや同農園についての話で盛り上がりました。

 永嶺氏と共に、Hikari Farmsでインターンシップを経験し、現在、佐賀県吉野ヶ里町で同農園の有機農法を継承するMEISHO FARMの生島明氏も来訪し、インターン時代の思い出や今後の日本の有機農業の可能性について語りました。

 永嶺氏は、ハワイ大学医学部時代のPBL(課題解決型学習)の経験をもとに「Education is from you. 学びというのは自分次第。だから信念を持って行動し、自分で道を切り開いてほしい。また起業やビジネスにおいて学びは続くもので日々社会で起こっていることに目を向け、問い続けることが大事」と学生にアドバイスを送りました。

 参加学生は「大学で学ぶことに対する永嶺氏の言葉が心に刺さりました。今後のモチベーションにもつながります」と話しました。

 永嶺氏の父、永嶺晟氏は1956年に渡米して苦労の末に農園を開始しました。娘の永嶺氏は、医師として20年以上勤務した後、両親が引退するのを機に同園を引継ぎ、開園当初から続く有機農法で枝豆やきゅうり、みょうがなどを栽培しています。ジャネット 永嶺は医師としての知識を用い、地元や州の議会で化学薬品が人体にもたらす負の効果について講義し、自然の恵みを生かした農業の重要性を訴え続けています。

【国際交流センター】

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