須恵町福祉センター「ほたるの湯」の露天風呂に壁画を描きました

 11月28日(土)・29日(日)、九州産業大学造形短期大学部の学生26人が、須恵町福祉センター「ほたるの湯」の露天風呂の壁に、富士山や竜をモチーフにした絵を描きました。

 改修工事中の「ほたるの湯」の露天風呂の外壁(横16m×縦2.6m)には、色鮮やかな配色の躍動感あふれる竜と町の花「ツツジ」が、内壁(横8m×縦2.6m)には、富士山を背景に町の鳥 「ウグイス」や町の木「やまもも」などが描かれています。

 造形短期大学部では、アートの力でまちおこしを目指す須恵町を応援するため、2015年から同町との連携プロジェクトに取り組んでおり、展示会やワークショップをはじめ、「高齢者遺影制作プロジェクト」や「トリックアート制作プロジェクト」など、毎年さまざまなプロジェクトを実施しています。今回のプロジェクトも、「ほたるの湯」を芸術の香り高い新たな名所として生まれ変わらせたいという須恵町の要望に応えるものです。

 完成した作品を前に、須恵町教育委員会社会教育課係長の山下啓之氏は、「若い学生ならではの発想で、どんどん町が明るく元気になっていくことはとても意義深いと感じています」と話します。

 外壁の原画を作成した1年の古川紗也夏さん(太宰府高校)は、「インパクトが必要な外壁ということで、縁起が良いと言われる竜をモチーフに、今にも動き出しそうなダイナミックさをビビッドな彩色で表現しました。町内外の方に須恵町の魅力を伝えられたら」と語りました。

 【造形短期大学部】

 

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