「福岡未来創造プラットフォーム」ビジネスチャレンジ事業に採択

 

 

 本学を含む福岡都市圏の15大学と福岡市、福岡商工会議所、福岡中小企業経営者協会が共同で人材育成に取り組む組織「福岡未来創造プラットフォーム」の「ビジネスチャレンジ事業」に、本学学生の提案が採択されました。

 「ビジネスチャレンジ事業」とは、起業やビジネスプランに対し、専門家からのアドバイスや活動費などの助成を行い実現を応援する制度で、若者の地元就職・定着を目的としています。

 今回採択されたのは、経済学部経済学科4年の吉田大地さん(猶興館高校)が九州大学の学生と作ったチーム「Beep」の「ドローンを活用した次世代教育事業」や「KSU cooking 愛好会」の「未来へ繋げる食育」など3つの提案です。

 「Beep」の提案は、2020年度からの小学校におけるプログラミング教育の必修化に伴い、子どもたちを対象に、おもちゃのドローンの操縦体験や自動操縦のプログラミング体験を通じたICT教育事業です。

 また、「KSU cooking 愛好会」は、親子で学ぶ料理教室を開催し、家庭で料理する楽しさや喜びを知ってもらうとともに、オリジナル弁当を販売し、利益の一部を先進国の肥満と途上国の飢餓の問題を同時に改善するNPO法人「TABLE FOR TWO」に寄付する食育を提案しました。

 吉田さんは「イノベーションの象徴としてのドローンに魅了され、その驚きや高揚感を味わい、子どもたちにも現代の先進技術を使いこなしてもらいたいという思いで提案しました」、「KSU cooking 愛好会」代表の商学部観光産業学科3年の田島祐輝さん(柳川高校)は「両親が飲食店を経営しており、食べられることへの感謝や食べてもらうことの喜びなど、食を通じたコミュニケーションの重要性を強く感じています」と話します。

 最後に2人は、「次世代を創っていくために、この事業をビジネスとして成立させていきたい」と目を輝かせて語りました。

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【総務部学外連携課】

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