
幅広い世代にタクシーを身近に感じてもらおうと、一般社団法人福岡市タクシー協会が今年から始めた「タクシーデザインコンテスト」の表彰式が、8月5日(土)の「タクシーの日」、警固神社(福岡市中央区)で開催されました。
市内を走るタクシーを小学生の絵でラッピングするこの企画には、「福岡の魅力」をテーマに福岡市内74校から1,107作品が集まり、九産大芸術学部ビジュアルデザイン学科後藤 宏教授によって選ばれた最優秀賞1作品、優秀賞5作品が表彰されました。
後藤教授は総評で、「タクシーに描かれた絵を通して、街行く人とタクシーが『ビジュアルコミュニケーション』できるかどうか、走っているタクシーが瞬時に目に留まるデザインであることが絵の個性とともに重要です」と、一般の絵画コンテストにはない選定基準を説明しました。
6作品の絵がラッピングされたタクシー10台は、これから約半年間、福岡市内を走行します。
<最優秀作品がラッピングされたタクシー>