自衛隊幹部が「九州の安全保障」について講演

 

 7月14日(金)、九産大理工学部・生命科学部・建築都市工学部の3学部横断型授業「九州学」の講義として、防衛省自衛隊福岡地方協力本部の藤田英俊本部長が、島国という地理的観点から見た国際協力や防衛配備の考え方について講演を行いました。

 

 今年度から開講されているこの「九州学」は、九州の現状や問題点を理工学分野からアプローチをすることを目的としたもので、九州における工業の発展の歴史や自然エネルギー、都市防災などを学んでいます。  

 

 前期の最終講義として講演した藤田氏は、東アジアに近く島国であるという九州の特徴を踏まえ、陸上・海上・航空自衛隊の組織やその果たす役割、日本を取り巻く安全保障環境や防衛について、約200人の受講生たちに解説を行いました。

 

 受講した理工学部機械工学科1年の田嶋宏規さん(筑紫高校)は、「もともと地元・福岡の地域開発に興味がありました。これまで九州についてさまざまな観点から学んできましたが、今回『防衛』という面から、福岡についてより深く知ることができました。今後も意欲的に学んでいきたいです」と語りました。

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