第6回特別支援教育に関するセミナーを開催

 

 1212日(土)、高校生セーフティネット研究会主催の「第6回特別支援教育に関するセミナー」が、昨年に引き続き本学で開催されました。

 

 希望が丘高等学校の生徒による木管三重奏で開会したセミナーには、教育関係者や保護者など約400人が参加しました。

 

 基調講演では、東京大学先端科学技術研究センター中邑賢龍教授【写真上】が、「『夢を実現できる』学びの環境のつくりかた」を演題に、「苦手を抱えた子どもたちに、タブレットなどのICTを活用した多様な学びや働きを創れば、誰にとっても生きやすい社会となるのではないか」と話しました。

 

 分科会では、不登校、学習支援、就労支援、高大接続の4つのテーマに分かれ、博多高等学校・希望が丘高等学校・西日本短期大学附属高等学校・立花高等学校を主管として、それぞれ事例報告やパネルディスカッションを行い、問題提起や情報の共有を行いました。

 本学経済学部経済学科秋山優教授が、コーディネーターを務めた高大接続分科会では、国際文化学部臨床心理学科倉知延章教授がパネリストとして参加し、「高大接続 九州産業大学における障がい学生への対応」というテーマで、本学の取組み事例を紹介し、「ハード面、ソフト面において、障がいを持った学生が過ごしやすいキャンパスは、すべての学生が過ごしやすいキャンパス。全てを手助けするのではなく、本人の持つ力を最大限発揮できるよう、周りの連携した支援が必要」と話しました。

 

 

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