工学部学生が設計する無人販売所の出店が決定

 

 工学部 住居・インテリア設計学科諫見研究室の学生が取り組んでいる「Noman-Shop PROJECT〜農産地のストリートファニチュアとしての無人販売所〜」が古賀市の協力を得て、実際に店舗として設置されることが決定しました。

 昨年度福岡市ビジネスチャレンジ事業最優秀活動賞などを受賞したこのプロジェクトは、モダンで機能的な新しいスタイルの無人販売所を設計・製作し出店を目指すもので、今年度から古賀市と本学の包括的連携協定に基づく事業として活動しています。

 今回出店が決まったのは古賀市内の2軒の生産者向けのもので、学生たちは今後、秋の設置を目指して、設計・製作に取り組みます。

 7月11日(土)JAかすや北部プラザ(古賀市新原)で開催された同プロジェクトの作品展(写真)には出店予定の生産者の方も訪れ、展示している前年度の作品を前に、学生にさまざまな要望を伝えていました。

 卒業設計としてこのプロジェクトに取り組む同学科4年の岡村渉さん(鹿児島工業高校)は「(展示を見た生産者の方から)『盗難を想定して、一度に多くの野菜や果物を置かないように工夫する』などの意見をいただきました。販売する空間の広さに拘らなければ、設計の幅を広げられると感じました。無人販売所自体のイメージや商品である野菜や果物の見え方が重要であり、今後ディスプレーという観点からも研究し、新たな無人販売所を追求していきたい」と抱負を語りました。

 

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