八代産ゆずのアイスクリーム「柚子の泉」を商品化

 【八代市長 中村 博生氏(写真右から2番目)と生命科学部 米満 宗明教授(写真左)と学生】

 九州産業大学の生命科学部学生を中心とするサークル「食品開発研究会」が、株式会社食品計画、八代市とコラボして商品化した、八代産柚子のアイスクリーム「柚子の泉」が2月27日(水)から販売されます。

 昨年6月、無添加にこだわり「高級・天然・癒し」をキーワードに開発をスタート、柚子果汁の配合に独自のノウハウを持つ食品計画の協力を得て、柚子の風味が最も引き立つ黄柚子(完熟した柚子)と青柚子(未成熟な柚子)の配合率を求めてテストを繰り返し、後味まで柚子感が残る清涼感あふれるアイスのレシピを開発しました。

 八代市のホームページなどの公募により「柚子の泉」と名付けられたこのアイスに芸術学部の学生がパッケージをデザイン、高級感あふれる商品ができ上がりました。

 2月20日(水)、開発チームとデザインチームを代表して生命科学部食品科学コース2年の森みゆきさん(九産大九州産業高校)と芸術学部ソーシャルデザイン学科3年の有吉京香さん(九産大九州高校)の2人が、八代市を訪問し中村博生市長に商品の完成を報告しました。

 試食した中村市長は、「ゆずの味が口いっぱいに広がって爽やかでおいしかった。八代の新しい名物としてPRしていきたい」と語りました。

 森さんは、「青柚子と黄柚子の果皮ペーストと果汁という4つの材料の配合に苦心しましたが『おいしい』と言ってもらえる商品ができてほっとしています」、有吉さんは「コンビニの中に並んでも目立つ配色とデザインを工夫しました。自分がデザインした商品が実際に販売されるのにワクワクしています。機会があればまた挑戦してみたい」と話します。

 生命科学部と芸術学部が共同して産官と取り組んだこの商品は2月27日よりアイス専門のインターネットサイト「アイス天国」および「八代よかとこ物産館」(八代市上日置町)で販売され、3月24日(日)には学生が物産館でPRする予定です。また4月以降は、本学構内の売店でも販売します。

 ※アイスクリーム類種ではラクトアイス

 ■詳細はコチラ(プレスリリース

生命科学部のトップページへ