10月4日(金)本学にて、理工学部機械工学科赤坂亮教授主催の国際ワークショップ「Property Measurement and Modeling for Industrial Fluids」を開催しました。
本ワークショップは、ドイツのドレスデン工科大学博士課程在学中のMarcel Felix Schneegans氏の本学訪問に合わせて開催されたもので、関連分野の研究者間の交流を目的としています。
産業技術総合研究所(AIST)の粥川洋平博士、九州大学、佐賀大学、ドイツのドレスデン工科大学から研究者と学生9名が参加し、これからの産業流体モデルと測定方法について、6つのテーマの議論を行いました。
赤坂教授は「参加者の研究分野が近いこともあり、流体モデルと装置を冷凍空調分野に有効活用するためにどのような点を改善していくかを議論するなど、非常に有意義な時間でした。また機会があれば本学の大学院生も交えて交流ができればと考えています」と語りました。
Marcel Felix Schneegans氏は「私の専門分野である流体モデル構想をいかに測定装置に有効活用できるかを議論でき、これからの自身の研究に役立つ知識を得ることができました。大学でも今回得た知識をもとにさらに冷凍空調分野での研究を進めていきます」と感想を述べました。
【工学研究科】