理工学部学生「九州夏ロボコン」に出場!

 9月1日(日)、九州大学伊都キャンパスで開催された「九州夏ロボコン」にて、本学理工学部から2チーム(チーム名:「0.6MPa」「九産大ロボット工房B」)が参加し、「0.6MPa」が16チーム中、4位に入賞するとともに『アイデア賞』を受賞、「九産大ロボット工房B」は、うまく動作はしなかったが優れたアイデアを評価する『アイデア倒れ賞』を受賞しました。

 本イベントは九州内の大学による小型ロボットのロボコン大会です。今年度のテーマは2体のロボット(先輩ロボット・後輩ロボット)による「課題提出」。それぞれのロボットが課題を模したボール、おもちゃのアヒル、ピンポン玉と、過去問と参考書を模した黒板消しを指定された場所に移動させ、その速度や安定性を競いました。本学2チームは特徴を生かしたロボを製作し、大会に挑みました。

【チーム名:0.6MPa】
★制作のポイント:空気圧を活用した高速でパワフルな動作。
(先輩ロボット)
大規模な展開を行い、2つの黒板消しを同時にパスする。
(後輩ロボット)
6つのアイテムを2つに分けながら素早くピックアップし得点ボックスにシュートする。飛んできた黒板消しをキャッチする。

【チーム名:九産大ロボット工房B】
★制作のポイント:早期完成で参加メンバーの勧誘や広報、問題点の把握に役立てる。
(先輩ロボット)
自作のオムニホイールとギアボックスを中心とした構成。左右に移動しながら2つの黒板消しを回収し同時に射出する。
(後輩ロボット)
木製で軽量。6つのアイテムを2つに分けながらピックアップし得点ボックスにシュートする。飛んできた黒板消しをキャッチする。

 「アイデア賞」を受賞した「0.6MPa」は、空気圧シリンダーを多用したユニークな設計などが評価されました。

 同チームリーダーの理工学部機械工学科1年の中村天侑さん(福岡工業高校)は「メンバーで一緒になって考えることで改善ポイントなどアイデアを持ち寄ることができチームとして取り組めました。本大会では速度に加え安定性がより重視される傾向に気が付きました。今回の結果を糧に、九産大の強みであるロボの『速度』を生かし、次の大会では優勝を目指します」と大会を振り返りました。

【理工学部】

理工学部のトップページへ