理工学部情報科学科隅田康明講師の論文「深層学習による車いす使用者向け経路探索のための路面評価に関する研究」が、2021年度(令和3年度)の情報処理学会において優れた研究に贈られる「山下記念研究賞」を受賞しました。
受賞した論文は、電動車いすの前に取り付けたカメラで撮影した路面画像から深層学習を用いて、路面の状態と必要な電力を導き出す手法を示し、低コストの路面情報収集に道を拓くものです。
今後、路面情報データを広く蓄積することにより、バリアフリーマップの制作やナビゲーションシステムの構築への応用が期待され、高齢者や障がい者の移動を容易にする可能性を秘めています。
【理工学部】