12月10日(火)、国際文化学部は「アドバンストプログラム」の一環として、言語を専門とする九州大学名誉教授稲田俊明氏の特別講演会を実施しました。
「英語学と言語教育に役立つ母語の活用について」をテーマにした同講演会には国際文化学部の学生45名が参加しました。
講義は「言語は共通の仕組みでできている」という説明から始まり、英語学研究と学習英文法の違い、母語を活用した効果的な英文法の指導、生成AIの活用と問題点など、さまざまな例題を交えた話がありました。講義後には学生から質問が行われました。
稲田氏は学習方法に触れ、「目的を持つことで学習意欲が向上し、モチベーションも維持されます。学んだ知識をどう生かすのかを念頭に置いて学習を進めるようにしてください」と述べました。
国際文化学部国際文化学科3年日高百桃さん(古賀竟成館高校)は「母語である日本語を活用することで、外国語との相違点に気づくことができるということを改めて感じました。私は現在『第二言語習得における効果的な英語の習得法』について研究しているので、今回の講義内容を取り込んでいきたいと思います」と語りました。
【国際文化学部】