福智町の木造住宅における空間デザインプロジェクトが始動!

 建築都市工学部住居・インテリア学科の学生が、福岡県福智町にある木造住宅に対し、家具を主軸とした空間づくりプロジェクトに取り組んでいます。

 本プロジェクトは、同町在住アーティスト髙津利依氏の自宅で築約37年の木造住宅に、宿泊機能付きの部屋やギャラリー受付カウンター、カフェカウンターなどの空間・家具デザインを企画・提案するものです。

 プロジェクトの一環として、6月7日(土)に先行事例の視察が行われました。学生たちは、福智町で同じく古民家を活用し、カフェと民泊を経営している溝端佳子氏の特別講演を聴講し、同施設を見学。古民家(木造住宅)活用の先行事例に触れ、多くの気づきを得る機会となりました。

 プロジェクトメンバーの同学科3年川上紗弥さん(筑紫中央高校)は「溝端さんが福智町で古民家の活用にあたってどんなことを意識していたか、経験を交えて詳しく教えていただきました。多様なユーザー使用を想定した設計や素材選びなど技術的に参考になる部分も多くありました。今回の事前調査で得たヒントを参考に、自分ならではの視点を生かし、既存の建築物の良さを引き出すアイデアを企画していきたいと思います」とプロジェクトへの意気込みを語りました。

 学生はこれから提案内容をまとめ、7月下旬に最終プレゼンを実施する予定です。

【住居・インテリア学科】

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