8月17日(土)、九州産業大学理工系3学部(理工学部・生命科学部・建築都市工学部)において、高校生や中学生を対象に、最新の科学技術の動向や、大学での学びの魅力を体験するイベント「サイエンス・テクノロジー・セミナー」を開催しました。
科学技術の面白さや重要性を感じるさまざまな体験型実験・実習を行いました。そのイベントの様子を一部ご紹介します。
建築都市工学部では、住居・インテリア学科諫見泰彦准教授による「積み木であかりのワークショップ」が行われました。
同ワークショップには合計19名の中高生と保護者が参加しました。参加者はまず、光の色の性質についての講義を受講。その後、日本の室内装飾などで伝統的に使われてきた「江戸文様」を題材に、LEDライトと積み木を反射材・遮蔽材として使い、美しいあかりの小型建築作品を制作しました。作品をさまざまな角度から確認し、LEDライトと積み木の配置を工夫しながら、反射と遮蔽を使うことで眩しい光を美しいあかりに変え「照明の美しさは光源と反射・遮蔽のバランスによる」という考えを体感しました。
参加した高校1年生は「建築とインテリアの分野に進みたいと考えていて、夏のオープンキャンパスに引き続き、今回のワークショップに参加しました。実際に制作してみて光の扱い方の難しさを感じた点もありましたが、楽しくもあり良い経験になりました」と感想を述べました。
なお、今回制作した作品は、本年11月28日(木)~12月8日(日)の期間、国立新美術館(東京都港区六本木)にて展示されます。お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
《展示詳細》
場所:国立新美術館 展示室2C(東京都港区六本木7-22-2)
期間:2024年11月28日(木)~12月8日(日)※休館日:12月3日(火)
時間:10:00~18:00
【建築都市工学部】