「第21回ふくおか水もり自慢!福岡大会」教員と学生が講演・活動報告を行いました

  

 12月8日(日)本学にて「第21回ふくおか水もり自慢!福岡大会」が開催され、実行委員の建築都市工学部都市デザイン工学科山下三平教授伊豫岡宏樹准教授と学生が活動報告および当日の運営に携わりました。

 本イベントは、福岡県内の「水」・「もり(森)」などの水環境に関わる活動に取り組む団体(学校、市民団体、NPO、国、地方自治体、企業)が一堂に会し、活動発表や交流を行うもので、団体間の連携を深め、豊かな自然と人との共存について考えることを目的としており、当日は約200名が参加しました。

 本学は、子ども向け環境教育、学内の雨庭「CELL」※に加え、企業との連携による雨庭の研究成果を発表しました。学生たちは、劇やスライドを用いて幅広い年齢層に分かりやすく活動内容を報告しました。

 また、伊豫岡准教授は「樋井川と地域のかかわりについて~子どもたちの成長と共に~」とテーマに活動を紹介。山下教授は大会の最後に開催地代表挨拶を行い、終了後、雨庭「CELL」の見学会を実施しました。

 活動発表を行った同学科4年の佐藤尊さん(鹿児島工業高校)は「雨庭の防災・エコ効果を中心に、地域の自然を生かしたデザインや住民参加型の取り組みについて発表しました。高い浸透機能を示す実験結果をデータで説明し、雨庭の良さをアピールすることができました。また、他の団体の発表を聞いて、地域連携の手法や発表方法がとても参考になりました。今後自身の活動に生かしていきたいです」と話します。

※雨庭:雨水を貯留・浸透させ、都市の緑化にも貢献する庭のこと。近年、都市型水害対策や生物多様性の保全に有効として注目されている。

【都市デザイン工学科】

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