古賀市エコバックのデザインを作成

 建築都市工学部住居・インテリア学科福山秀親教授ゼミナールの3年生5人が、古賀市が5月から各種イベントで市民に配布するエコバックをデザインしました。

 同ゼミナールは、2019年4月、古賀市上下水道課をフリーアドレスオフィスにリニューアルしましたが、同課より古賀市の水源の環境保全のため、市民の環境保全意識を高め、プラスチックごみの削減を図ることを目的としたエコバックデザインを依頼されたものです。

 2020年7月からレジ袋の有料化が始まったものの、古賀市の水資源である古賀ダムや河川にはプラスチックごみが投棄され、自然環境や動物の生態系に悪影響を及ぼしています。

 学生は、古賀市上下水道課の象徴である「水」を表現し、滴る水が体に入るまでをイメージしたものや蛇口の取っ手を模様にしたものなど、市民にとって持ちたくなる、使い続けたくなるデザイン4種類を考案し、1月21日(木)、田辺たなべ一城かずき古賀市長に報告しました。このエコバックは、5月に開催される古賀市上下水道課の水に関するイベントを皮切りに市民に随時配付していく予定です。

 学生たちは、「新型コロナウイルス感染症対策のため、メンバー同士の話し合いやデザインの相談は、ほとんどオンライン会議システムを使用し、男女や年代問わず使いやすいデザインを完成させました。買い物や図書館などに行くときは、親子で一緒に使ってほしいです」と語ります。

 

〈エコバックデザイン作成メンバー〉
建築都市工学部 住居・インテリア学科
官美穂(大村高校)・北原さやか(唐津西高校)・平野 遥(博多青松高校)・前田芽衣(⻑崎南高校)・松村美沙(⻄陵高校)

【建築都市工学部】

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