「第4回学生観光プレゼン大会」会長賞を受賞

 日本観光学会関東支部主催「2021年学生観光プレゼン大会」で、経済学部黒木宏一講師ゼミナールの学生チームの発表「ユニバーシティツアー in 福岡」が、日本観光学会会長賞を受賞しました。

 観光に関する研究発表を通して学生の意識向上と観光振興を図るこの大会には、本学のほか関東の大学から13チーム約50人の学生が参加し、「観光まちづくり」「観光ビジネス」「with・afterコロナ下の観光」の3つのテーマで、オンラインでプレゼンテーションが実施されました。

 受賞した発表は、「観光まちづくり」をテーマに、学問の場である大学を観光地化することでその周辺地域の活性化を図るというもので、学生をガイドとして福岡県内にある本学と西南学院大学を巡るキャンパスツアーの提案です。

 「福岡市都市景観賞」のランドスケープ賞を受賞している九産大のキャンパスは、芝桜やホタル、紅葉など四季折々の景観が楽しめる豊かな自然の中に、芝生の階段状テラスや滝が流れる庭園、「福岡県美しいまちづくり建築賞」の優秀賞を受賞した体育館「大楠アリーナ2020」、1,000点を超える所蔵品を有する美術館などがあります。

 また、キリスト教を基盤とする西南学院大学には、聖書に登場する植物を復元・展示する聖書植物園やチャペル、博物館などがあります。

 学生による大学の施設や建造物の魅力を紹介するキャンパスツアーを通して、観光客が周辺地域まで足を延ばすことで地域全体の活性化を図るとともに、入学希望者の増加も期待できると結論付けました。

 リーダーで2年の松本あす実さん(宗像高校)は、「プレゼンテーション大会には初めて出場しましたが、観光というテーマで経済の学びを深められたのは貴重な経験でした」と語りました。

【経済学部】

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