バリアフリー観光ガイド「そらよか九州」の制作をお手伝いしました

 

 九州7県のバリアフリー観光情報を掲載した「そらよか九州 Vol.1」が、福岡空港内の「しょうがい者・こうれい者観光案内所」で配布されています。

 ハンディキャップのある人々の積極的な社会参加の実現に取り組むNPO法人バリアフリーネットワーク会議が発行しているもので、福岡の観光スポット情報の作成を、社会保障を専門とする経済学部経済学科萱沼美香教授ゼミナールの4年生16人がお手伝いしました。

 学生たちは、バリアフリー対応が進んだスポットとして、篠栗町の高野山真言宗の寺院・南蔵院や社会福祉法人が運営する東区若宮の古民家風カフェ、創業40年の飯塚市のステーキ店、ヒルトン福岡シーホーク内のレストランの4カ所を選定。各所のお薦めポイントに加え、障がい者・高齢者・妊婦優先駐車場や車いす利用可能トイレ、スロープ設置や車いす・ベビーカー貸し出しの有無などを調査して記事にしました。

 “テーマパークのバリアフリー”を卒業論文のテーマに掲げる大内田亮斗さん(新宮高校)は、「単なる観光ガイドではなく、障がいを持つ方々に広く利用してもらうための冊子なので、特に施設・設備面において細かく調査を行いました。制作に携わったことで、普段の生活においてもバリアフリーの意識が高まったと感じています」と振り返りました。

 学生たちは、次号も継続して取材する予定です。

【経済学部】

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