総勢175人のサンタが街を行進!

 12月8日(日)、経済学部経済学科の授業「実践企画演習」(黒木宏一准教授濱川和洋助教)を履修する学生20人が、福岡市東区千早でチャリティイベント「Fukuoka Santa Walk in Chihaya 2024」を開催し、子どもから大人まで計175人がサンタクロースに扮し街を歩きました。

 この取り組みは、サンタウォークの参加費などから得た益金を、病気に立ち向かう子どもたちへクリスマスプレゼントとして贈るもので、今年で8年目の開催となります。

 過去に、入院生活を経験した子どもから「入院中最も寂しいと感じた日は誕生日ではなく『クリスマス』だった」という声を受け、子どもたちにとって「最も人との繋がりを感じられる日」になるように願い、経済学部の学生が中心となって企画しました。

 地元のゴスペル集団「all fruits」の演奏と本学体育会執行部チアリーダーVIGOROUSのパフォーマンスによるオープニングセレモニーが行われ、参加者は、「ガーデンズ千早」のちはや公園を元気に出発しました。国道3号線を越え、なみきスクエアを折り返し、ちはや公園に戻る約60分のコースを笑顔で行進。今年は、千早駅をはじめ、赤間駅から鳥栖駅までの各駅長ら15名の参加など昨年よりも大規模な開催となり、千早の街が一足早いクリスマスの雰囲気に包まれました。

 また、ちはや公園内では学部協力型授業「実践コラボ演習(AI・理数・芸術の融合)」(猪本修准教授)履修学生による、AIをって制作した塗り絵のワークショップや、サンタウォークプロジェクト学生による縁日も開催しました。

 代表の開田頼樹さん(1年・昭和学園高校)は「病気に立ち向かう子どもたちに何かできないかと考えて、イベントを開催しました。今日の活動で1人でも多くの子が元気になってくれることを願っています」と話しました。

 イベント終了後、プレゼントの絵本・DVDと療養環境整備基金寄付金は、トリックアートを届ける姉妹プロジェクト「TRICK ART PROJECT2024」(実践企画演習サンタウォークプロジェクトチーム企画、Quest演習A⦅濱川和洋助教⦆制作)とともに、福岡市立こども病院(福岡市東区香椎照葉)に寄贈されました。

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