「スポーツビジネスジャパン2020 企画提言コンペ」スポーツ産業学会会長賞を受賞!

 人間科学部スポーツ健康科学科萩原悟一准教授が、スポーツ産業の活性化に向けた優れたスポーツ政策を選ぶ「スポーツビジネスジャパン2020 企画提言コンペ」で、「スポーツ産業学会会長賞」を受賞しました。

 同コンペの今年度のテーマは、「ポスト・オリパラにむけたビジネスプラン」。萩原准教授は、「スポーツへのESG投資促進:大学のスポーツ資源を例に考える」と題して、アンケートに基づくデータ収集・分析のプラットフォームの構築によって、大学のスポーツ資源を活用した事業を評価する「スポーツSDGsランキング」を作成し、ESG投資を考え企業と大学をマッチングさせることを提案しました。

 ESG投資を大学や株式公開をしていないスポーツ組織にも対象とするため、大学に環境価値、社会価値、ガバナンス体制の観点からアンケートを実施し、その結果を「スポーツSDGsランキング」としてまとめることで、企業が大学の取り組みを分かるための指標とするものです。

 このアンケートにはSDGsの17の目標達成度が包括されており、スポーツとSDGsの相性の良さを証明した点、加えてESG投資を組み合わせた点が高く評価されました。

 萩原准教授は、「スポーツは1つのコンテンツツールとして大きな可能性を秘めており、SDGsやESG投資の発展とともに、今後もスポーツの価値を追求していきたい」と喜びを語りました。

 ※ESG投資・・・従来の財務情報だけではなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス
         (Governance)の要素を考慮した投資のことで、国際連合の持続可能な開発目標
                           (SDGs)の達成に必要不可欠な要素を盛り込んだ企業運営の具体的な方向性に
         なると注目されている。

【人間科学部】

 

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