Jリーグ主催「2025 Jリーグシャレン!AWARDS」において、本学が連携協力したアビスパ福岡の社会連携活動「FUKUOKA TAKE ACTION!」が、全国のファン・サポーターによる投票で選ばれる「ファン・サポーター選考賞」を受賞しました。
同活動は、「共育」「社会」「まちづくり」の3つのプロジェクトテーマに沿った社会連携活動を行うもので、“一歩踏み出す”機会を創出することを目指し、海岸での清掃活動やスポーツ教室の開催などを展開するアビスパ福岡による初の試みです。学生たちは地域の多様なステークホルダーと協働しながら主体的に企画・運営に関わり、実践的な学びを深めました。
本プロジェクトの本学リーダーを務めた人間科学部スポーツ健康科学科上野直彦教授ゼミナール3年の吉田陽さん(秀明八千代高校)は、広報担当として、動画撮影や活動内容の記録・記事作成を行い、取り組みの魅力をSNSなどで広く発信しました。吉田さんがまとめた活動レポートは、アビスパ福岡公式サイトに掲載されています。
吉田さんは「今年はTAKE ACTION カレッジのほか、アビスパ福岡主催の学生向けソーシャルリーダー育成プログラム『AVISPA CHANGEMAKER HUB』にも参加しています。“スポーツ×社会課題”をテーマに、ゼロから1を生み出す学びに挑戦中です。将来はシャレン活動を仕事とできるよう学んでいきたいです」と語ります。
アビスパ福岡株式会社代表取締役社長の結城耕造氏は「Jリーグを取り巻く状況は、時代の流れとともに変化しているが、その状況の中でも若い視点を恐れず、実行していく柔軟な発想こそが、これからの社会連携活動には必要だと感じている」と語り、「学生に課題を発見できる力をつけてもらいたい。その力こそが、社会を動かす原動力になる」と、教育的な視点からも活動の意義を述べました。
北島己佐吉学長は「本学の学生の実践的な学びを生かす場として、ありがたいこと。社会に出てマーケットに直接触れることができる良い機会だと思う」と述べたうえで、「これは、新しい学びのモデルであり、学生が社会の中で何を学び、どう貢献できるかを考える貴重な機会」と、教育的意義の高さを評価しました。
7月29日(火)には、本取り組みにおけるJリーグから贈られた感謝状を、本学学長が結城耕造氏から受け取りました。
今後も本学は、地域社会との連携を深め、学生が主体的に社会課題に向き合う機会を創出してまいります。
関連記事>>アビスパ福岡株式会社執行役員の佐川諒氏が授業にゲスト出演!
【スポーツ健康科学科】