人間科学部スポーツ健康科学科は、スタンフォード日本センター(京都府上京区)を通じ、スタンフォード大学から短期滞在学生2名の受け入れました。学生は研究活動の研修を目的とした10週間の研究活動研修に取り組みました。
本学の学びについて、学生2名にインタビューを行いました。

スタンフォード大学 応用数学専攻
マックス・リーさん
スタンフォード大学日本センターの指導者の方から紹介頂いた同学科萩原悟一教授へのインタビューを経て九産大への研修参加を決めました。一人で福岡に来たので、緊張と寂しさを感じていましたが、周りの人が家族のように接してくれたのですぐに慣れることができました。滞在中の研修・研究活動ではスタンフォードで学んでいたデータサイエンスとコンピュータサイエンスをスポーツサイエンスに組み込み、データ分析を行ったり、霧島連山でのフィールドワークに取り組んだりしました。また、ピックルボールを体験した時の人々の感情の変化を調査研究し、本研究活動の成果として論文を提出しました。大学卒業後は日本や世界各国で働くのが目標です。

スタンフォード大学 心理学専攻
マイケル・フンさん
スタンフォードでは心理学を専攻していて、スポーツ心理学を学べる留学先を探していたところ、同学科萩原悟一教授の論文を拝見し、九産大への研修参加を決めました。滞在中は霧島連山でのフィールド調査や学会の参加などを行いました。今は学生アスリートの社会的なスキルがどんな経験により身につくかなどを研究中で、論文をまとめています。福岡のことは食べものがおいしいこと以外知りませんでしたが、下宿での共同生活で福岡のリアル文化を体験し、いまでは家のように馴染んでいます。今後は大学院へ進学し、スポーツ心理学の研究に取り組み、将来は萩原教授と一緒に働きたいと思っています。私にとってこの滞在はとても大切な時間になりました。
本学では、他にもさまざまなプログラムを通じて、積極的な留学生の受け入れを行っています。
【スポーツ健康科学科】