8月17日(日)、本学「大楠アリーナ2020」で、人間科学部スポーツ健康科学科の学生を中心に企画・運営する市民参加型運動会「産九(さんきゅう)スポーツ」を開催し、近隣在住の親子約140名が参加しました。
本イベントは、誰もが気軽に参加できる運動の機会を提供することで、スポーツをきっかけとした地域コミュニティの促進や地域住民の健康意識の向上を目的としており今年で4回目の開催となります。「スポーツ科学」を中心に健康やスポーツ指導、スポーツマネジメントを学ぶ学生が、子どもから大人までスポーツ経験の有無にかかわらず参加者全員が楽しめるよう工夫を凝らし、障害物競走やお菓子集めレースなど4種目を企画。また、女子バレーボールチーム「福岡ギラソール」選手が特別参加し、一般参加者と共に競技を行いました。
各種目、チーム内でコミュニケーションを取りながら作戦を練り、得点を目指して子どもも大人も真剣に競技する姿に、順位に関わらず会場は大きな歓声と笑顔に包まれました。参加者たちは、体を動かすことの楽しさを再認識しながら、競技を通じて自然とチームの垣根を越え、互いに応援し合うなど、終始和やかな雰囲気のなか熱戦が繰り広げられました。
参加者から「この暑さだと、屋外で運動は難しい中、大学施設でこういったイベントを開催してもらえるのはありがたい」「家族一緒に楽しめていい夏の思い出ができました」などの感想がありました。
学生実行委員長の今村彪之助さん(人間科学部スポーツ健康科学科3年/香椎高校)は「世代を超えて子どもから大人まで一緒に楽しめるのがスポーツの魅力です。競技に取り組む中で大人と子ども、参加者同士の会話が生まれ、笑顔になっている姿を目の当たりにして、私たちも大きな喜びを感じました」と話します。
【スポーツ健康科学科】