ソーシャルワーク実践の体験

 

 臨床心理学科精神保健福祉士コースでは、4年次に障害福祉サービス事業所や医療機関で現場実習を行います。3年次には実習に向けた実践的な学びとして、インタビューやロールプレイを行い精神保健福祉士が行うソーシャルワーク実践を体験します。

 まずは、障害福祉サービス事業所や医療機関で働く精神保健福祉士および当事者にインタビューを行い、各機関で働く精神保健福祉士の業務内容、当事者の思い等をグループに分かれて学びます。その後、インタビュー内容をもとに架空の事例を学生が作成し、その事例をもとに面接、担当者会議、支援計画の作成をロールプレイで行います。

 参加学生は「当事者として考える経験は普段できないため、ロールプレイを通して当事者目線に立つことで、どのような支援や制度が必要か考えることができた」、「ロールプレイで、支援の利用条件や利用方法など、実際どう制度を使うのか、いろいろな授業で受けた知識が繋がった」と話し、精神保健福祉士が行うソーシャルワークの疑似体験を通し、ソーシャルワーク技術の習得に取り組んでいます。

【臨床心理学科】

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