國學院大学人間開発学部の中野圭祐氏を招聘して「第2回子ども教育研究会」を開催しました

 子ども教育学科では学科のFD活動の一環として、専任教員による「子ども教育研究会」を年に数回開催しています。3月1日(水)には、國學院大学人間開発学部子ども支援学科の中野圭祐氏を招聘して「第2回子ども教育研究会」を開催し、計23名の本学関係者(教員14名、学生9名)が参加しました。

 研究会では、初めに中野氏が「遊びの中で試行錯誤する子どもと保育者-子どもの『考える力』を育む保育実践-」という演題で講演し、その後、参加者との質疑応答を行いました。

 幼児教育・保育の分野では、伝統的に「遊び」の教育的可能性が認められていますが、他方で、それをいかに言語化するかは常に論争的なテーマになります。「試行錯誤」という観点から「遊び」の内実への接近を試みる中野氏との議論は、保育における子どもの育ちをいかに可視化し、保育者としていかに援助するかについて深く考える機会となりました。

 今後も、子ども教育学科では教育・研究の質を高めるための活動を継続していきます。お忙しい中、本学にお越しいただいた中野氏には深く感謝申し上げます。

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