子育て支援室では、ボランティア登録をした人間科学部子ども教育学科の学生が、授業の空き時間を利用して活動を行っています。今回は、子育て支援室で継続的にボランティアを行っている同学科2年生の野口阿友美さん(尚絅高校)に、活動を通して、気づいたことや感じたこと、今後の自分にどのように生かせるか聞いてみました。
野口さん:
「子育て支援室でのボランティアでは、さまざまな発見・学びがあります。興味のあるものを見つけた子どもが、一度母親を見てからそれに向かって進んでく姿を見て、『お母さんと一緒にいたい、見てほしい』という気持ちが強いことを知りました。各家庭を観察していると、遊び方や声のかけ方などの違いがあり、面白いなと思いました。また、子どもは音がなる物や日常生活でよく使う物が好きなうえ色んなことに興味を示すため、いろんな場所へ行って触ったり、口に入れたりすることから、空間やおもちゃなどを清潔に保つことがとても大切だと感じました。活動中に気づいたことや感じたことを生かして、子どもの発達に合ったおもちゃ作りや、子どもがのびのびと遊べるための環境作りを勉強していきたいと考えています。」
実際に1対1で触れ合うことで子どもの機微に触れることができます。子育て支援室での気づきを大学での学びと照らし合わせながら、専門的な学びを深めてほしいです。
※子育て支援室の利用方法はこちらをご覧ください。
子どもと触れ合う野口さん
【人間科学部】