9月7日(月)・8日(火)グローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)の眞次一満教授が担当する科目「食品ビジネス研究Ⅰ」の受講生が、南州農場株式会社(鹿児島県南大隅町)を訪問し、「かごしま黒豚」の生産から加工・販売までの一貫体制や、ブランド価値を高める取り組みについて学びました。
同社は、生産、処理、加工、販売を自社で行う一貫体制を構築しています。品質に優れた「かごしま黒豚」をこだわりの餌で育てることによって、食感がやわらかで甘みがある「南州黒豚」やその加工品を生産・販売しています。
1日目は、協同組合南州高山ミートセンター(鹿児島県肝属郡肝付町)を訪れ、処理場の様子を見学。世界でもトップクラスの徹底した厳しい衛生管理のもと、従業員の労働環境や動物福祉に配慮しながら安全な処理を行うための、さまざまな工夫がなされていることを学びました。また、実際に「かごしま黒豚」を試食しながら、味の特徴について話を伺い、同社の方々との交流を深めました。
2日目は、ハム・ソーセージの製造工場と商業施設を併設した「くろぶたの丘」(鹿児島県鹿屋市)を訪問。加工工程の見学では、ミートセンターで処理された豚肉を迅速に工場へ搬送し、処理後2時間以内に加工品の製造を開始する体制について説明を受け、学生たちは品質維持への徹底したこだわりに驚きの声を上げていました。
参加した3年生の大場一紘さん(東福岡高校)は、「飼育環境や餌だけでなく、搬入するトラックにまで徹底した衛生管理が行われていたことが印象に残りました。また、食品添加物を使用しない『ノン・アッド』という肉・塩・香辛料のみを使用した加工品づくりにも驚きました。こうした取り組みが消費者の安心と南州農場への信頼につながっていると感じます。地域の特産品である『かごしま黒豚』の価値を高めていくことは、食品ビジネスだけでなく地域振興にとっても重要だと学びました」と話しました。
なお、学生たちは来年2月に、南州農場も所属する鹿児島県黒豚生産者協議会事務局および鹿児島県庁畜産振興課と連携し、博多駅前広場で開催される「KYUSHU LOVERS MARKET」に出店する予定です。今回の現地調査で得た知見をもとに、消費者へ向けた販促企画や情報発信を行い、「かごしま黒豚」の認知拡大と魅力発信に取り組みます。

【グローバル・フードビジネス・プログラム】



