九産大オリジナル久留米織ブランドに新作・チュニックが登場!

 

 芸術学部の学生3人が、有限会社光延織物と連携して、久留米織のチュニックを作りました。

 2016年に始まったこの連携プロジェクトで、1年目はポンチョを制作、九産大オリジナルブランド「Pomodoro  e・・・」(ポモドーロ・エ)として商品化しており、今回のチュニックは同ブランドの第2弾です。

 20代~30代の女性をターゲットとして、「軽く着られて、そのまま出かけられる服」をコンセプトにデザインしたこのチュニックは、左右の丈の長さが違うアシンメトリーで、形が際立つように薄手の生地を使用、ショート丈とロング丈の2種類のデザインを用意しました。ショート丈は黒・紺・紺のストライプ入り白地の3種、ロング丈は黒・白のストライプ入り紺地の2種で、部屋着としても外出用としても着られるようにデザインを工夫しました。

   ブランドの「Pomodoro  e・・・」(ポモドーロ・エ)はイタリア語で「トマトと・・・」という意味で、古来ヨーロッパで貴重品であったトマトが普及したように、筑後地方の伝統的な綿織物である久留米織を若い人たちにも知ってもらいたいという思いに、「伝統に新たな価値を」という願いで「e(~と)」を加えたものです。

   リーダーで卒業研究として取り組むデザイン学科4年の西村幸穂さん(好文学園女子高校)は、「デザイン性を意識しながら、女性らしいふわっとした仕上がりをめざしました。2月21日(木)から始まる『九産大プロデュース展』で販売しますので、ぜひ手に取ってもらえたらうれしいです」と語りました。

 ※腰から膝くらいまでの丈が長めの上着のこと。

 参考記事>>久留米織の新たな可能性を提案

【芸術学部】

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