福岡企業オリジナルの博多人形「お福さん」をデザイン

 

 11月2日(金)からマリンメッセ福岡で始まる「第35回伝統的工芸品月間国民会議全国大会」の会場で、福岡の地元企業10社のロゴや商品がデザインされた各社オリジナルの博多人形「お福さん」が参加者を出迎えます。

 デザインしたのは、芸術学部生活環境デザイン学科青木幹太教授のゼミナール生14人。

 福岡市と博多人形商工業協同組合が、伝統的な特産品の博多人形を知ってもらいながら福岡の企業をPRしようと始めた「博多人形・観光大使プロジェクト」で、これまで博多人形のモダン化に携わってきた本学に依頼されたものです。

 参加企業は石村萬盛堂、一蘭、ウエスト、如水庵、博多大丸、福岡ソフトバンクホークス、福岡三越(岩田屋三越)、ふくや、明月堂、ラブエフエム国際放送の10社。学生は、企業のイメージカラーやロゴ、主力商品などをデザインに織り込み、一目で企業の特徴が分かるように工夫しました。

 8月9日(木)にアクロス福岡(福岡市中央区)で開催されたデザイン発表会に出席した、芸術学部デザイン学科4年の今井桜子さん(新宮高校)は、「企業の特徴を打ち出しながら、制作する人形師の方が描きやすいようなデザインを生み出すのが大変でした。企業担当者との何度もデザインのすり合わせを行ってようやく完成したので、とてもうれしいです」と語りました。

 この人形は、同会場のほか、各企業の店頭、案内所などに展示される予定です。

【芸術学部】

 

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