芸術学部ビジュアルデザイン学科研究生高見結子さん(玄界高校)が、「第106回二科展」デザイン部A部門(自由テーマ・ポスター)において「二科デザイン・ポスター大賞」を受賞しました。
A部門の応募数75点から選ばれた受賞作「Woman in Red Shoes」は、“ポップなイラストと金箔の融合”をコンセプトに、女性らしい丸みを帯びた脚に赤いハイヒールというインパクトのあるビジュアルをシルクスクリーン※で、赤色に映える金箔をリトグラフ※により制作した、縦72.8cm×横103cmの版画作品です。
審査員からは、「非常にユニークで個性が際立っており、今までになかった作品。デジタルが主流の中、手作業で行う繊細な技法も素晴らしい」と評価されました。
高見さんは、「“ミスマッチの興と新鮮さ”を追求した結果このような受賞となり、とてもうれしいです。今後もさまざまな賞にチャレンジしていきたい」と語りました。
今後、全国で巡回展が開催される予定です。
※シルクスクリーン・・・ メッシュ状の版に穴を作り、その部分にだけインクを落として印刷する孔版
画の技法
※リトグラフ・・・水と油の反発作用を利用した平版画の技法
【芸術学部】