地元高校生考案のお弁当「みやまの玉手箱」のパッケージをデザイン

  

 1月30日(日)、みやま市の福岡県立山門高校食物部の生徒が企画したお弁当「みやまの玉手箱」が、同市さくらテラスで100個限定で販売され、瞬く間に完売しました。

 山門高等学校の食物部と、さくらテラスを運営するみやまスマートエネルギー株式会社による「みやま高校生お弁当プロジェクト」として実施したもので、芸術学部ビジュアルデザイン学科3年の江本衣吹さん(戸畑高校)と園田琴美さん(福岡雙葉高校)が、ネーミングとロゴ、パッケージデザイン、ポスター制作などデザインで協力しました。

 みやま市の澄み渡る青い空と自然豊かな緑の大地からインスピレーションを得て、イメージカラーを青から緑のグラデーションに設定したほか、ロゴデザインは特産物である山川みかんやセロリ、市花である桜、現地調査の際に訪れた清水寺の三重塔など散りばめ、地域の方々に市の魅力を再認識してもらい、よりみやま市を好きになってもらいたいという思いを込めました。また、お弁当の巻紙もイメージカラーで統一することで、売り場でインパクトを与えるとともに、全体の統一性や認知度の向上を図っています。

 江本さんは、「各種デザインや売り場イメージなどの高校生へのプレゼンテーション、缶バッジやお弁当箱に同封した紹介ペーパーなどのアイテム展開、インスタグラムでの告知など、多面的に活動しました。私たちもお手伝いをした販売会では、お客様の笑顔を直接見ることができ、このプロジェクトの成功を実感しました。“誰かのためにデザインする”という喜びを糧とし、これからも制作に励んでいきます」と語りました。

【芸術学部】  

 

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