「新福岡県立美術館整備事業」の事業愛称とロゴマークを福岡県と制作!

 芸術学部ビジュアルデザイン学科柴村研究室が福岡県と共同で「新福岡県立美術館整備事業」の事業愛称とロゴマークを制作しました。

 福岡県は大濠公園南側に令和11(2029)年度の開館を目指し、新福岡県立美術館の整備を進めています。整備段階から親しみを持ってもらえるようにと事業愛称とロゴマークの共同制作について芸術学部に依頼があり、柴村研究室4年生4名が1年間かけて共同制作しました。

 事業名称は「大濠(OHORI) START PROJECT」

「START」には、新しい県立美術館へ向けた「始動・始まり」という意味に加え、「ART」の文字を含んでいることから、「新しいアート活動の始まり」を意味しています。

 ロゴマークは、大濠公園の大池をモチーフに、中心から外側へアルファベットの頭文字「O・S・P」を重ねました。色は水と木々から青と緑の中間色とし、グラデーションとなる4層の重なりは、波紋が広がっていく様子を表現しており、このプロジェクトが多くの人に広がり、愛着と関心を持っていただけるよう願いを込めました。

 2月9日(金)、学生たちは福岡県服部知事との共同発表に臨み、制作意図の説明を行いました。

 共同発表後に行われた知事との懇談会で学生たちは「事業愛称を100案以上考え、県担当者や先生との話し合いを重ね、多くの時間を費やしました。STARTのなかのARTには、心が躍る、心に訴え掛けるという意味もあり、このプロジェクトに相応しい言葉だと感じています」、「先生から、身の引き締まる言葉をいただいたり、4人の話がまとまらない際に助けてもらったり、制作過程を通して、責任感を持って制作することの厳しさを学びました」と語りました。

 この事業愛称とロゴマークは、今後、新美術館の開館までに行う広報やイベント、ワークショップなどに使用されます。

柴村研究室4年生
・堤雄仁さん(久留米商業高校)・泉沢友乃さん(柏陵高校)
・松尾幸乃さん(創成館高校)・田中駿也さん(筑陽学園高校)

関連:福岡県HP

【学外連携課・芸術学部】

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