卒業生が「JJAジュエリーデザインアワード2021」グランプリを受賞!!

 

 芸術学部の卒業生で株式会社いのうえの宝飾デザイナーとして活躍中の上久保泰志さん(2013年3月卒業・東福岡高校)の作品「Twinkle ~星影の記憶~」が、日本のジュエリー業界で最も権威あるコンペティションである「JJAジュエリーデザインアワード2021」において、グランプリの内閣総理大臣賞を受賞しました。

 上久保さんの作品は、子供の頃に見た流星群の記憶をプラチナとホワイトゴールドで構成した淡いストライプの木目金で、流星が流れ去った余韻と次に降り注ぐ流星への期待を表現しています。審査員からは、「大胆なデザインの中に、凝ったディテールと、表情豊かなタッチが刻まれた日本的な美意識と技に驚きを感じた」や「金属と宝石のバランス、全体のリズミカルな流れに気品と心地良さを感じられる作品」と評価されました。

 上久保さんは、「九州・福岡のジュエリーデザイナー、職人を目指す若手が減少傾向にあると感じています。職人の高齢化やコロナ禍の不況も伴いジュエリー業界の厳しい状況ですが、これからこの業界を目指す若手への道標や希望となればうれしいです」と語りました。

 同コンペでは、会社の同僚で同じく卒業生の髙橋里奈さん(2015年3月卒業・筑紫中央高校)の「軌跡」【写真下】が台東区長賞を受賞しました。

【芸術学部】

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