芸術学部生活環境デザイン学科佐藤昭則准教授の作品「DREAM OF TIMBER(ドリーム・オブ・ティンバー)」が「第11回国際家具デザインコンペティション旭川2021」の「ファイナリスト(入選)」に選ばれました。
このコンペは優れた国内外の木製家具デザインの発掘を目的としたもので、今年度は世界37カ国・地域588点の応募の中から24作品がファイナリストに選ばれました。
入選作「DREAM OF TIMBER」は、幅770mm×奥行き570mm×高さ1,520mmのコートハンガーで、アフリカ・ガーナ共和国で目にした自由で素朴な独特の造形にインスピレーションを得て制作したものです。
伐採されて命を消した木材が板材(TIMBER)となり、美しい家具に生まれ変わりたいと夢見る希望の姿を、上へと伸びるイメージとともに生命力あふれる曲線で表した作品です。
審査員からは、「“アーバン・アフリカン・スタイル”と呼ぶにふさわしい、優美さやユニークさ、新しさを兼ね備えている」と評価されました。
佐藤准教授は、「自信を持って出品した作品だったので、『ファイナリスト』に選ばれたことはとてもうれしいです。これを励みに、家具デザインの研究をさらに深めるとともに学生たちに還元していきたい」と語りました。
【芸術学部】