7月5日(金)、ソニーグループクリエイティブセンターのセンター長、石井大輔氏を講師に迎えた特別講演会を開催しました。
『ソニーの「未来」をデザインする』をテーマにした同講演には全学部生を対象に教員含め多くの方が参加しました。
講演はソニーにおけるクリエイティブセンターの役割から始まり、参加プロジェクトの紹介、ブランディングを意識したデザインについてなど、さまざまな事例を交えたお話がありました。石井氏は「デザインには客観性が重要。第三者の視点を取り入れることで初めて人に伝わるデザインになる。」と述べました。
講演会終了には、芸術学部生活環境デザイン学科清水稔教授のナビゲートによる「デザインクロストーク」がオープンイノベーションセンターで行われ、芸術学部の学生を中心にQ&A形式で行われました。学生時代の学び、就職活動の話しといった自身の経験談、クリエイティブセンターで「審議」と呼ばれるデザイン会議について、最近のトレンドであるCMFなどについて語られました。
参加学生から、ソニー製品についてや就職活動におけるポートフォリオについて、UXデザインの捉え方など活発な質問がありました
石井氏は最後に、『未来を考える力』や『もしも』を常に考え、それを形にして表現する力を付けて欲しい。『デザインが楽しい未来であるように』と学生へメッセージを贈りました。
【芸術学部】