芸術学部生が商業施設2カ所でクリスマスを演出!

 芸術学部生活環境デザイン学科の学生が、福岡市内2つの商業施設のクリスマスディスプレイを手がけました。

 ガーデンズ千早内にある「ちはや公園」(福岡市東区)のクリスマスディスプレイは「ガーデンズ千早クリスマス演出プロジェクト」として2022年度より毎年実施しています。本プロジェクトでは、学生がガーデンズ千早の守り神である小人の妖精『ウーブン』という名のキャラクターを考案。メインツリーの下でウーブンたちと写真が撮れるフォトスポット設置に加え、柵に上って遊ぶ姿や遠くからツリーを眺める姿などストーリー性のあるキャラクターディスプレイを展開しています。

 ガーデンズ千早内のディスプレイ制作リーダーで3年の加島和奏さん(中村学園女子高校)は「先輩たちが作り上げてきたディスプレイは毎年好評で、今年も継承するため、既存アイテムの補修や新しいウーブン制作に注力し、視認性やストーリー性を現場で細かく調整しながら設置しています。両プロジェクトが並走する中での準備は大変でしたが、私たちが作ったディスプレイでクリスマスを楽しんでいただけたら嬉しいです」と話します。

 ミーナ天神(福岡市中央区)では、館内2箇所(地下1階〜2階、3階〜5階)の吹き抜けを彩るクリスマスディスプレイを手掛けています。高さ最大約11メートルの空間に53個の吊り型ツリー、雪の結晶、トナカイ、ソリ、ソリに乗った子供をダイナミックにディスプレイし、吊り型ツリーのトップには、地域の子どもたちを対象としたワークショップで制作した色とりどりの個性的なツリートップを飾っています。さらに、11月16日(日)に同館で開催のワークショップで参加者が制作したツリートップは、多数のミニツリーで構成された高さ約2メートルの置き型クリスマスツリー(3F北側エスカレーターホール展示)のトップを彩っています。これらのディスプレイは12月25日(木)まで展示される予定です。

【生活環境デザイン学科】

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