7月16日(水)、地域共創学部地域づくり学科の行平真也准教授が担当する「地域共創ゼミナール」において、「水道事業を担う人材確保に向けたPR事業」の最終プレゼンテーションが行われました。
同ゼミでは、福岡市水道局と連携し、学生たちが水道事業の現場を実際に見学。業務内容やその重要性について理解を深め、施設見学や職員へのヒアリングを通じて、水道局が果たしている役割や魅力を掘り下げました。その後、どのように発信すれば若い世代に伝わるのかをグループワークで検討し、PR動画の企画・提案を行いました。
学生たちの提案をもとに、映像制作を手掛けるJ:COM株式会社が3本のショート動画を制作。今回のプレゼンテーションで披露されました。動画は、理工系学生に向けて水道事業(土木職)の魅力を伝えるものや、新卒学生に対して水道局の働きやすさを紹介するものなど、ターゲットごとに工夫された内容となっています。
動画視聴後はディスカッションが行われ、改善点について意見を出し合いました。学生の視点から出された提案は、今後動画のブラッシュアップに生かされる予定です。
本プロジェクトメンバーの同学科2年生の原田拓真さん(鹿島高校)は「水道局の方から業務内容について説明を受けたり、実際に業務を行っているさまざまな施設を見学したりしながら、情報を集めていきました。グループワークでは意見も出しやすく、全員で取り組むことができました、今回のプロジェクトを通じて、プレゼンテーションの手法など新たな学びがあり、今後に生かしていきたいと思います」と振り返りました。
完成動画は、福岡市水道局の公式Instagramを通じて順次配信予定です。
【地域共創学部】