「アーバンデータチャレンジ2023」特別賞受賞!

 この度、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が主催する「アーバンデータチャレンジ2023」で、地域共創学部地域づくり学科の学生チームのアクティビティ作品「マイ議会―地方議会のオープンデータ体験プラットフォーム―」が特別賞(「BODIK奨励賞」)を受賞しました。

 「アーバンデータチャンレンジ」は社会課題の解決を目的に、公共データ活用をテーマにしたシビックテック※コンテストで、地域の課題解決に資する優良な作品を表彰しています。

 地域共創学部地域づくり学科佐藤忠文研究室は、若者の政治離れという社会課題に着目し、地方議会をオープンデータ化し、議会広報に繋げるプラットフォームアプリ「マイ議会―地方議会のオープンデータ体験プラットフォーム―」を提案しました。

 学生は、従来の広報紙やホームページ中心の議会広報では、若者まで情報が届かない現状があり、メディア環境の変化に合わせアプリなど若者が身近なツールを活用し、若者に議会や政治に関心を持ってもらおうと考えました。同アプリ開発にあたり、県内のいくつかの議会を傍聴し、議会事務局へのヒアリングを実施。現場の状況や課題を調査し、アプリ開発に着手しました。アプリによる発信にはまず、議会のオープンデータ化が必要であるとし、オープンデータの運用を実際に体験できる仕様にしました。

 メンバーの森友幸さん(同学科2023年3月卒業・城東高校)は「議会と地域住民の関係が希薄であるという課題に取り組むべくこのアプリを考案し、プログラミングの知識を必要としないノーコードツールなどを活用しながら開発に取り組みました。ITの知識がない状態から入賞まで辿り着けたことを嬉しく思います」と受賞を振り返りました。

※シビックテック:市民がテクノロジーを活用して、地域社会や行政などの課題解決を目指す取り組み

【地域共創学部】

地域共創学部のトップページへ