大牟田市イノベーション創出拠点「aurea(アウレア)」で開催された大牟田まちづくりデザインコンペにて、本学地域共創学部地域づくり学科の学生3名が参加するグループが最優秀賞を受賞しました。
同コンペは、学生の自由な発想をまちづくりに取り入れることを目的に企画されたものです。本学からは地域共創学部地域づくり学科の学生5名と、教官として同学科田代利惠教授が参加したほか、九州大学、帝京大学、有明高専から学生26名が参加しました。
9月1日(日)~9月3日(火)、学生たちはまちづくりに関するレクチャーを受けたあと実際にまちを歩き、感想や問題意識を発表。それを基に「大牟田駅」「市庁舎」「新栄町」「空き家ビル」「元三池鉄道廃線路」をテーマに5つの混合グループに分かれ、大牟田市の中心市街地を泊まり込みで調査。テーマに沿ったアイデアをまとめた資料やパネルを作成し、9月8日(日)の公開審査会に向けてブラッシュアップを行いました。
公開審査会当日、学生たちは大牟田市長や大牟田市民の前でアイデアを発表。選考の結果、本学学生が3名所属するグループが提案した、廃線となった三池鉄道跡の線路を再整備しモノレールを通して両脇を遊歩道にする「炭鉱ロード」が、最優秀賞である「未来ビジョン賞」と「市民賞」をW受賞しました。
また、本学の学生2名が所属するグループが提案した、空きビルを学生のシェアハウスとして再生させる「まなべ荘」が「まちなか再生賞」を受賞しました。
発表されたアイデアは今後、実現に向けて検討され、実証実験が行われる予定です。
【地域共創学部、産学共創・研究推進本部】