11月10日(日)、地域共創学部地域づくり学科行平真也准教授が担当する「地域共創プロジェクトⅡ」の学生たちは、宗像市で開催された「鐘崎魚まつり」に参加し、運営をサポートしました。
本イベントは、高度衛生管理型荷さばき所設立1周年記念と岬地区コミュニティ運営協議会20周年記念を兼ねたもので、宗像市、宗像漁業協同組合、岬地区コミュニティ運営協議会、本学が連携し実施しました。
本年6月のキックオフミーティング後、学生たちは現地視察を行い、祭りのイベント内容を提案。魚のつかみどり大会などが採用され、開催に向けてイベントグループや、後方支援グループなどに分かれて準備を進めました。
当日は荒天のため、午後のプログラムの一部が中止となりましたが、イベントは多くの方が来場し賑わいました。地域の方と一緒に行ったじゃんけん大会や、魚のつかみ取りは大変盛況で、参加学生はビラ配りやゴミ拾いなどにも尽力しました。
11月19日(火)に行われた反省会では、各自作成したレポートをもとに、準備や当日の改善点について発表が行われました。スタッフの人員配置やイベントの時間配分、案内板の必要性などについて意見が交わされ、寄付講座として本科目に携わった九州電力地域共創グループ副長の蓑田氏から「楽しく前向きに、これからもいろいろな事に取り組んで欲しい」との激励の言葉がありました。
同プロジェクトに参加した地域づくり学科3年の住田竜平さん(松山北高校)は、「授業で鐘崎の地域の歴史や文化に触れ、イベントでは普段とは違う視点で地域を見つめることができ、地域や漁業を支える方々への感謝の気持ちが深まりました。当日は、簡潔で分かりやすい説明の工夫や情報共有など改善すべき点はありましたが、来場者からの質問などを臨機応変に対応する経験から、問題解決能力を養うことができたと感じています」と語りました。
【地域共創学部】