高校生の商品案に大学生がアドバイス
教務部
商学部の船岡健太教授のゼミナールの学生が、ビジネスアイディア甲子園に挑戦する高校生のビジネス提案にアドバイスしました。
学生がアドバイスをしたのは、久留米商業高校の高校生が考えたビジネス案です。
「ベトナム向け筑後うどんの新メニュー開発プロジェクト」で協力する久留米商業高校の生徒が、第20回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園に応募することを聞きつけた学生が、応募書類の内容について、審査基準をクリアするように新聞記事などを調べてアドバイスしたものです。
当初の予定では高校を訪問し、高校生の発表に対して講評やコメントを行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急遽アドバイスシートを使った書面でのやりとりに変更しました。
傷口の手当てに使われる絆創膏に、冷却機能を追加した「ICE絆」という商品案のアドバイスシートには、「ネーミングセンスがすごく良い」という評価するコメントと共に、使用用途や使用素材についての改善案がイラストを使ってわかりやすく書かれています。
経営流通学科3年の松岡美華さん(山口・熊毛南高校)は、「アイデアを考えた高校生と直接会えず、限られた情報の中でのやりとりで苦労もありましたが、新聞記事などを調べながらテーマに関する知識や最新の動きを知り、私自身も勉強になりました。アイデアを改善する一助となり、コンテストの良い結果につながると嬉しいです。」と話していました。
久留米商業高校は、アドバイスシートを基に提出したアイデアで、12月の最終審査出場を目指しています。
【商学部】