九州電力福岡支店長の講義

教務部

 7月14日(水)、地域づくり学科行平真也講師ゼミナールで、九州電力株式会社福岡支店支店長の安部進一郎氏が、「カーボンニュートラルについて」講義を行いました。

 はじめに、日本政府が発表した、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル宣言」についてふれ、昨今の異常気象の世界的な増加などを受け、気候変動への対応を急ぐ必要性を訴えました。

 その後、九州電力グループのカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みについて紹介し、「再生可能エネルギーなどの活用により、2013年から2019年の6年間で、CO2排出量を50%低減することができた。どうすればより環境に配慮しながらエネルギーを効率的に使うことができるのか、地域の皆さんと共に考えることで、これからも地域と共に発展していきたい」と話しました。

 この講義は、昨年10月に、九州電力株式会社福岡支店と本学との間で締結した「地域連携に関する協定」の一環として開催されたものです。行平ゼミでは、九州電力と包括連携協定を締結している朝倉市で、今秋から共同でフィールドワークを行い、地域の課題解決やまちづくりに取り組むことにしています。

【地域共創学部】