

10月8日(木)、「むなかた495まつり」(宗像市)で、芸術学部デザイン学科の学生グループが地場企業と共同し、学生が取り組んでいる各企業の新商品開発、容器デザインなどを来場者に披露するテストマーケティングを行いました。
芸術学部デザイン学科では、宗像市商工会と「売れる商品デザイン」プロジェクトを進めています。これは、複数の地場企業と連携し、商品提案、ラベルデザイン、パッケージデザインなどを行うもので、今年度末の商品化を目指しています。
学生14人は、「道の駅むなかた」に設置された各企業のブースにおいて、商品の試食、販売などの支援、試作デザインの披露を通じて、消費者の反応を確認しました。
醤油ボトルのラベルをデザインした3年の坂井美優さん(八女学院高校)は、「自分たちがデザインしたものを商品としてお客さまに売るという貴重な体験ができました。これまでのラベルデザインの良さを生かして、改良を加えたい」と意気込みを話しました。
また、蹄鉄グッズのパッケージをデザインした3年の田原和輝さん(人吉高校)は、「西洋のラッキーグッズである蹄鉄を日本でも広めることをコンセプトに、交通安全などのお守りとして利用できるように、絵馬をイメージした和風のパッケージをデザインしました。お客さまから評判が良くてうれしいです」と感想を話しました。
<連携企業とプロジェクトの商品>
・からだ環境総研株式会社(パウダーカルシウム)
・あいちぇんじ株式会社(童話カレンダー)
・寿司・割烹 ふく仙(鯛めし)
・むなかた乗馬クラブ(蹄鉄を使ったグッズ)
・片山醤油店(醤油ボトル)
・そらのてしごと(ジャム)
・鼓家(鎮国饅頭の新製品)
・海彦(干物)
・プリント工房(トートバッグ)
・明神丸水産(海鮮)
・洋食グリル ふらんす屋(プリン)