大学院生が「第5回協業マッチングイベント建設DX」で開発状況を報告

 九州産業大学大学院生が「第5回協業マッチングイベント建設DX」で研究成果を発表している様子

 8月19日(水)福岡市主催の「第5回協業マッチングイベント建設DX」に情報科学研究科の大学院生が参加し、同市の建設現場で実証を進める「熱中症リスク警告システム」について発表を行いました。

 本イベントは、デジタル技術を活用した建設現場の課題解決や生産性向上に向けて、企業や研究機関による先進的な取り組みを共有することを目的に開催されたものです。

 情報科学研究科および理工学部田中康一郎研究室では「熱中症リスク警告システム」の研究開発を進めています。本システムは、工事現場周辺に設置した環境センサにより温度や湿度、CO2濃度などのデータを取得するとともに、ウェアラブルセンサで作業者の心拍数を計測し、熱中症リスクを総合的に把握するものです。環境情報から擬似的なWBGT(暑さ指数)を算出し、取得したデータを管理者画面や作業者向けアプリに表示することで、熱中症の未然防止を目指しています。

 今回の発表では、同市の協力のもと、システムの概要や実証内容、これまでの開発状況を報告しました。今後はウェアラブルセンサを活用した現場検証やデータ分析を進め、建設現場における安全管理の高度化に貢献することが期待されています。

 今後も企業や自治体と連携しながら、AIやIoTなどデジタル技術を活用した研究開発を推進し、社会課題の解決につながる実践的な研究成果の創出に取り組んでいきます。

【情報科学研究科】

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