卒業生が語る「デザイナーの多様なキャリア」キャリアトークイベント開催

 6月19日(木)、本学卒業生をゲストスピーカーに招き、ビジュアルデザイン学科グラフィックデザイン専攻の1年生を対象に「キャリアトークイベント」を開催しました。

 今回、広告代理店勤務やフリーランスデザイナーとして活躍する卒業生6名が登壇。現在の仕事内容ややりがい、学生時代の取り組みについて紹介しました。

【ゲストスピーカー】
 小野知恵氏(デザイン学科/2011年卒業)
 景山希氏(デザイン学科/2011年卒業)
 柿山ゆかり氏(デザイン学科/2018年卒業)
 山口大志氏(ビジュアルデザイン学科/2022年卒業)
 篠原穂空利氏(ビジュアルデザイン学科/2022年卒業)
 泉沢友乃氏(ビジュアルデザイン学科/2024年卒業)

 広告代理店所属デザイナーの柿山氏(写真中段左)は「広告代理店では多種多様な案件に対応します。クライアントの課題や目的にデザインでどのようにアプローチするか、まずは相手のことを深く理解することを心がけています。その結果、さまざまな提案をしながら目的を達成できた時は、“縁の下の力持ち”として貢献できることにやりがいを感じています」と作り手が自分ごととして考えることの重要性を伝えました。

 また、市内老舗ホテルのインハウスデザイナーとしての勤務後、独立しフリーランスデザイナーとして活動する小野氏(写真左下)は「出産・育児とライフスタイルの変化に合わせ、フリーランスという働き方を選択しました。現在、行政関係の案件を多く請け負っています。一般企業の案件とは違い、幅広いステークホルダーに対し“誰が見てもわかる・伝わるデザイン”をいう視点が重要です。在学中に携わった産学官連携のデザインプロジェクト経験はこれらの仕事にも繋がっています。みなさんもさまざまなプロジェクトに積極的に参加し自分の自信になるものを見つけてください」と学生にエールを送りました。

 参加学生は先輩たちのキャリア経験から、広告代理店勤務・インハウスデザイナー・フリーランスなど勤務形態の違いに加え、「デザインを通して相手に思いを伝える」デザイナーという仕事の多様性を学びました。

【ビジュアルデザイン学科】

 

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