3月21日(金)、スタンフォード大学SPICE※との連携教育プログラム「Stanford e-KyuSan-U」の開講式を行いました。
同プログラムは、スタンフォード大学SPICEが展開する多文化理解オンラインプログラムを本学向けにアレンジし、本学独自の全学横断型グローバル人材育成教育である「グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP)」の中に組み込んで実施するものです。
3年目となる今回は、本学と東部地域三大学連携を結ぶ福岡女子大学から5名の学生が参加し本学学生20名とともに、4月から約4ヵ月間にわたり、スタンフォード大学SPICE担当講師や九州・福岡にゆかりのあるゲストスピーカーとともに「多様性(Diversity)」「持続可能性(Sustainability)」「起業家精神(Entrepreneurship)」の3つのテーマについて学びます。英語でオンライン授業を受講。学生はゲストスピーカーの講義に加え、各テーマに関する事前調査やディベート、プレゼンテーションなどを経験しながら、さまざまなグローバルイシューについて知見を広めていきます。
開講式では、本学津上賢二理事長が「活発に発言し、プログラムに積極的に参加してください。より積極的に関わるほど、より有意義で楽しい学びになるはずです。ぜひこの機会を最大限に生かしてください」と学生を激励し、福岡女子大学向井剛理事長兼学長は「九州産業大学と福岡女子大学は、グローバルリーダー育成という共通の教育目標を掲げています。両校の学生が共に学ぶことで私たちが期待する素晴らしい学習効果が得られると確信しております。学生の皆さん、全力を尽くし、積極的に交流しながら互いに良い友人関係を築いてください」と挨拶しました。
その後、受講生が英語で自己紹介を実施。「将来自分が作った製品のグローバル展開を見据え、語学だけでなくコミュニケーション力も磨きたい」「今後、グローバルイシューの解決に向けて国を超えた協力が必須になることから、プログラムのテーマについて知見を深めたい」「大学や学部の枠を超えて、多様な視点に触れながらともに成長したい」などそれぞれ受講に対する意気込みを発表しました。
本年度も、新ブランドメッセージ「次代を描く感性、世界を動かす実践力」のもと、新たなグローカル活動(国際+地域連携)を推進します。
※SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education):初等教育から高等教育までのカリキュラム開発や教員の専門性開発、遠隔学習コースの開発を行っているスタンフォード大学の部局
【国際交流センター】