12月6日(金)、地域共創学部観光学科本田正明准教授が担当する「観光まちづくりプロジェクトⅡ」を学ぶ学生たちが、JR筑前前原駅(糸島市)周辺の飲食店で使えるクーポンを購入できる「糸推しグルメガチャ」プロジェクトを立ち上げました。
「糸推しグルメガチャ」は、糸島市観光協会内(糸島市前原中央)に設置した1回500円のカプセルトイで、同駅周辺の飲食店10店舗で使える500円、1000円、2000円のクーポン券が当たります。
学生たちが糸島市のフィールドワークを通じて、駅周辺には魅力的な飲食店が多いことに気づき、「糸島を観光で訪れる人たちに、もっと駅周辺の魅力を知ってもらえれば活性化にもつながるのではないか」と考え、本プロジェクトを企画しました。
地域づくり学科と観光学科の学生4人が「糸推し隊」を結成し、糸島市役所や観光協会、飲食店事業者などの協力のもと、準備を進めてきました。継続した活動になるように独立採算の事業計画を学生たち自ら立案し、飲食店事業者の方々に協賛をお願いして回ることで、実現にこぎつけました。
プロジェクトリーダーの地域づくり学科3年村上陽向さん(小倉高校)は「何度も糸島を訪れ、店舗の方々と直接対話を重ねたことで、少しずつ地域の方々から信頼を得ることができ、応援と協力をいただけたことはとても嬉しかったです。この経験は、プロジェクト運営にとどまらず、地域活性化に必要な『現場での信頼構築』の重要性を学ぶ貴重な機会となりました」と語りました。
「糸推しグルメガチャ」は2024年12月から2025年3月までの4ヶ月間実施予定で、クーポンがなくなり次第終了します。糸島市を訪問される際はぜひご利用ください。
【地域共創学部】